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同窓会長就任の挨拶


 今年5月27日の第54回通常総会において、同窓会長に選任されました能條でございます。

 私は、昭和48年工学部繊維高分子工学科を卒業いたしました。その年に在阪の企業に就職し勤務先はそのまま現在に至っております。最初の25年間は関西周辺の事業場を転々とし、その後、約10年近くの間、海外赴任でインドネシア、タイで勤務いたしました。現在は大阪に居を構えておりますが、仕事の関係で各地を転々としていたこともあり、長い間大学との関係も途絶えておりました。

 歴代の同窓会長の方々のご活躍を振り返りますと、こんな私で良いのかと不安な思いで一杯になりますが、同窓会員皆様方のご協力を得ながら責任を果たしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 前任の草野会長におかれましては、ご就任の年に東京農工大学創基140周年、同窓会創立50周年の合同式典開催を迎えられ、大変なご苦労があったのではないかと思います。お陰様で合同式典は、大学にとっても同窓会にとっても鮮明に記憶に残る素晴らしい記念行事となりました。そのご苦労に対し深く敬意を表すると共に、厚くお礼を申し上げたいと思います。

 また、この3月には合同記念式典の際にご講演を頂いた、農工大の特別名誉教授であられる遠藤章先生が、カナダの「ガードナー賞」を受賞されるという嬉しいニュースがありました。先生は青カビから血中コレステロールの値を下げる薬の開発に繋がった物質「スタチン」を発見され、心不全などの心血管疾患の予防や治療に大きく貢献されました。今でも記念講演をお聞きした際の、研究に対する真摯な取組みと、世の中のために限りのない努力を続けておられるお姿が鮮明に印象に残っております。農工大卒業生として大きな誇りに思うと共に、心よりお祝いを申し上げたいと思います。今後もお体に留意され益々ご活躍されることをご期待申し上げます。 

 同窓会の目的は「会員相互の親睦を深め併せて同窓並びに母校の発展を図る」ことにあり、そのための事業を継続的に行うことが第一でありますが、本年度の課題は「一般社団法人化」への取組みが上げられます。2008年12月1日に「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」が施行され、一般法人の枠組みが大きく変更されました。同窓会等の任意団体においても法人化が有力な選択肢となってきております。法人化により団体が契約や取引の主体となることが出来、そのことにより円滑な組織運営が出来ること、それが延いては同窓会活動の更なる活性化にも繋がってまいります。 登記にかかわる必要な手続き、会計書類の作成や決算公告の費用負担等の課題も考えられますので、常務理事会や事務局の方ともよく相談しながら、部会・支部会の意見も十分に反映させた上で検討を進めてまいりたいと思います。

 最後に、重ねて同窓会員皆様方の今後も変わらぬご協力をお願いいたしまして会長就任のご挨拶といたします。

平成29年5月